【食レポ】奈良公園の鹿せんべい食べてみた。
先日、卑屈な奈良県民bot氏と奈良観光した際に鹿せんべいを食わされたご馳走していただいた。
食べたときの感想が、あまりにも衝撃的で皆様に知ってほしかったので記事にまとめた次第である。
鹿せんべい 10枚200円
大宮通り、奈良県庁前をはじめ数か所で売ってました。
鹿用といえど見た目は普通のせんべい。むしろ瓦せんべいや鶏卵せんべいのような美味しそうな色までしている。
においを嗅いでみたところ、非常に香ばしい香り。
え?これ美味しいやつでは?
恐る恐る、パクリ。
口に含んだ瞬間、香ばしさがさらに広がる。強くはないが小麦菓子のような素朴な甘み。
例えるなら甘さ超控え目の手作りクッキー・・・
あれ、普通においしいやん、、、と思った瞬間、悲劇は訪れた。
口の中に広がるもろもろ、いや薄皮のような異物、筋っぽいのまでいる。
そして真に恐ろしいのはその量!「ちょっと混じっちゃった☆てへぺろ☆」なんて次元ではない。
一瞬で大量に口の中に異物が広がった。
舌の上から喉の奥まで、薄皮やら髪の毛のような繊維まやらが広がる。
想像してほしい。栗の薄皮や髪の毛が大量に口の中に放り込まれたようなこの感覚を。
あかんやつや・・・
そう思ったのもつかの間、口の中だけでは暴れたりない異物どもが気管にまで入ってきやがった。
結果、今年で一番むせました。
※得体のしれないモノを大口で食べたやつが悪い
結論:まずい。食べるな。
あと結構パサパサしてたので喉が渇きます。
食べた後でお水ガブ飲みさせられました。
なお、食わせた犯人の感想↓
鹿せんべいを食べた京都人botの感想
「こんな物人間の食べる物ではない」
そうだよ。
— 卑屈な奈良県民bot🦌 (@nntnarabot) December 4, 2021
おい!
鹿せんべいの素材(まじめなお話)
鹿せんべいの原材料は小麦粉と米ぬか。人間の食べられる素材ではあります。
また鹿のために作っているので、体に悪いものではないはずですが、そもそも食品衛生法などの適応範囲外でしょうし、勝手に食べておなか壊しても自己責任ですね。私の真似はしないようにと念押ししておきます。
※食品衛生法:ざっくりいうと「(人間が食べる用の)食品を衛生的に作りましょう」という法律。食品添加物の規制や、食品に触れるもの(調理器具や食品をじかに乗せる容器の素材を決めていたりする。鹿用のおやつなのでこれを守る必要はない。
奈良にも美味しいお店はいっぱいあるので、そちらで人間用の食事をとることをお勧めします。
~どうでもいいあとがき~
小麦粉にはフェニルアラニン等のタンパク質が意外と多いと聞いたことがありましたが、米ぬかもタンパク質含有量が多いんですね。この記事を書く際に食品成分表を見て知りました。(13 g/100 gでした。割合だけで見るなら全卵と同じくらい)
え、なんで調べたかって?色と香りからおそらくメイラード反応っていうアミノカルボニル反応の一種が起こっていると思ったんですけど、フェニルアラニン以外に反応しそうなアミノ化合物が含まれているのかを知りたくて調べました。(オタク特有の早口)
みんな、調べるよね?←
文・理系陰キャ(みえっぱりな京都人bot @kyoutojin_bot)
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