感動の備忘録:未完 AssietteDessert mikanで食べた極上のデザートフルコース
5皿目:リンゴのタルト アップルシナモンのアイスとピンクレディーのソテー添え
6品目:チョコレート系盛り合わせ
チョコのエスプーマムースの入った筒状のチョコクッキー、その下のチョコアイスにはラム酒と赤ワインが使われており、豊潤な香りで
手前のチョコレートソースはなんとスパイスハーブ入りで独特の雰囲気が楽しめる。そこにピスタチオのシフォンケーキ、金柑のコンフォート、ナッツなどが添えられている。
お察しの通り、様々なテイストのチョコレートが盛られた一品。同じチョコながらも食感から味まで全く異なり、チョコレートという食材の楽しみ方がたくさん盛り込まれていて食べるのが楽しい。ピスタチオ、金柑のような柑橘類、ナッツなどチョコと合うものがふんだんに使われているので、食べる組み合わせ、順番だけでも楽しめる。
このプレートに合わせてこちらのワインをいただいた。
3杯目:赤ワイン(ファミーユ リショー コート デュ ローヌ キュヴェ トラディション 2019)
ジャムを彷彿とさせる甘い香りの赤ワイン。タンニンはすくなめでチョコの風味を殺さず、またチョコの風味にも負けないいい塩梅のワイン。こちらも香りと裏腹に意外とさらっと飲めるワイン。ちなみに南フランスのワイン名産地、ローヌ地方のワインです。
7皿目:スワン(トマトとアボカドのシュー)
使用食材:上賀茂のトマト、アボカド、紫蘇(周りはシュー生地)
お口直しの一品。これは一応デザートではないはず。塩気が効いている。おそらくオリーブオイルが使われている。
食材からイメージつくかもしれないが、イタリアのピザを上品に仕立てて詰め込んだかのような一品だった。トマト、オリーブ、アボカドのうまみがマッチ。ジャパニーズ ハーブの紫蘇が良い演出。一口で食べるよう勧められたので、その通り食べたが、かむと食材が混ざり合って良いハーモニーを生み出していた。もちろん赤ワインと合う。
白鳥の見た目もきれいだし、わざと皿の端に置くっておしゃれだよね。
8皿目①:焼き菓子のアソート
色々あったので箇条書き。下の焼き菓子やデザートワインと共に全部美味しくいただきました。
〇ファーブルトン(左点前)
レーズンの入った焼き菓子。もちもちの食感が楽しい
〇さつまいものクリームブリュレ(左奥)
安納芋に劣らない甘みで有名なサツマイモ、紅はるかを使用した一品。ほのかに炭火の風味も薫るなめらかな口触り。
〇スペインチョコのガトーショコラ(右奥)
安定の美味しいやつ。オーナーシェフがマリベルのカフェで働いていたからか、この店のチョコレート系のお菓子は格段に美味しいです。
〇クリームチーズのマカロン(右中央)
クリームチーズの優しい酸味。中に入った柚子ペーストとの相性もGOOD。
〇ピスタチオクリームのクッキーサンド(右手前)
8皿目②:二種の焼き菓子
〇生姜のマドレーヌ
生姜を焼き菓子にするとこんなに美味しくなるんですね。生姜の風味がしっかり効いているのに変なからみ、雑味が全くないのは素晴らしいとしか言いようがない。
〇白味噌のフィナンシェ
外カリカリ、中がしっとりふわふわ。白味噌を使ったことによるマイルドな甘さとコクがGOOD。白味噌を使うことを思いついた理由は「お店の近くに味噌屋さんがあったから思いついた」らしいです。天才か?
ワイン4杯目:デザートワイン
はちみつのように濃厚に香るワイン。知らずに香りだけ嗅げばはちみつと誤認するくらい、ねっとりした豊潤な甘い香りが特徴的だった。これでブドウしか使っていないというから驚きである。本場ヨーロッパでは甘いものに甘いワインを合わせることが多いらしく、先のアソートと一緒に頂いた。少しブランデーっぽさを感じさせる甘口のワインで、繊細さや軽さも兼ね備えた一品。食後のお酒にもうってつけですね。梅酒好きとかも好きそうなワインでした。これも家帰ったのち調べて即ポチろうとしたけど、ほとんどのネットショップで売り切れていた… 売ってるところ見つけたらリンク貼っときます。
まとめ
ここまでお読みいただいてありがとうございました。どの料理も素晴らしいものばかりですので、ご機会あれば行って損はないと思います。この記事冒頭にの書きましたが、お店の紹介は以下の記事に書いていますので、良ければそちらもご覧ください。
文・大の甘党 みえっぱりな京都人
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